楽天が野球もサッカーも黒字だった。インターネット関連企業の球団運営ってうまくいってるの?

4月8日に楽天の各小会社について決算公告が行われました。そこから楽天のスポーツ事業についてまずは野球から見てみます。

2004年6月に大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併問題が浮上。当時ライブドア社長だったホリエモンが参入に名乗りを上げたものの、ナベツネに事前連絡を入れて無かったため撃沈。業界のオジサマ達に対して大人な対応のできる三木谷浩史率いる楽天が2004年10月に株式会社楽天野球団を設立し、東北楽天ゴールデンイーグルスを結成します。

2013年にマー君をエースの柱に据えて、星野監督の元で球団創設9年目で優勝したのは記録に新しいですね。

そんな東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する楽天野球団の決算は以下のとおり

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楽天野球団の業績(4月8日官報掲載)

楽天野球団

例のごとく楽天は上場しているものの、楽天野球団としては非上場かつ大企業にも属さないので決算公告のデータは限られています。単年度ではあるものの、4.6億円の当期純利益も出ています。単年度で見ると収支は黒字。もちろん楽天本社からスポンサーとして広告宣伝費がかなり出ていると思うので連結で見れば赤字だと思う。

しかし単体とはいえ黒字化について苦戦しているDeNAなどの状況を見ると立派なものだと思う。

とはいえDeNAも横浜ベイスターズを買収後、球団の売上を伸ばしており、売上は参入前の50億円程度から93億円に。赤字は28億円から3億円と黒字化目前となっている。

次にサッカーです。サッカーについてはJリーグの規定でサッカーチームに企業名をつけることはできません。しかし運営には当然資金が必要なため、多くのチームには柱となる企業が運営会社の筆頭株主になったり、メインスポンサーとしてついています。

現在のサッカーチーム「ヴィッセル神戸」において楽天は 100%の株主。元々は2003年12月にヴィッセル神戸が東京地方裁判所に民事再生法を申請、それに対して三木谷氏の個人資産管理会社でもある株式会社クリムゾングループが応札。新運営会社としてクリムゾンフットボールクラブを設立しました。その後、2014年12月には株式を楽天に100%異動しています。

クリムゾンフットボールクラブの決算は以下のとおり

クリムゾンフットボールクラブの業績(4月8日官報掲載)

クリムゾンフットボールクラブ

こちらも単年度で見ると1102万円の黒字のようだ。

インターネット関連企業の球団参入から10年以上が経った。球団運営とインターネットの融合は進んでいるのだろうか。スマートフォンと試合観戦の相性は良さそうなので、これから様々な取り組みが進んでいくだろう。

ホリエモンが参入していたらもっと進んでいた気もする。