ドロップシッピングって最近どうなの?最大手もしも社の決算

アフィリエイトをやっていない人はあまり聞き慣れない言葉であると思う”ドロップシッピング”。一時期、話題になりましたが最近あまり噂を聞きません。ただ実態は少し違うようです。

ドロップシッピングとは簡単にいうとWebサイトやブログなどで商品を販売する際に在庫・配送・決済・顧客管理・サポートなど様々な手間が発生しますが、それを全部もしくは一部変わりに行ってもらうことができるサービスです。

もっと端的に言うと在庫を持たずにネットショップを運営することができるサービス。

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ドロップシッピングの利点とは

よーく考えるとアフィリエイトとほとんど変わらないので、利用するメリットって何なの?って思うのですが、しいて言えば価格決定権を持つことができるところかな。

アフィリエイトだと基本的に誘導するサイトで価格が決まっていますが、例えばドロップシッピングならこの商品なら4千円の原価でも2万円で販売できる販売力のあるサイトを持っていれば、かなり高い料率を受け取ることができます。ここがドロップシッピングの最大の魅力ですね。

このドロップシッピングというサービスですが、現在最大手かつ最古参の株式会社もしもの設立は2004年12月。ドロップシッピングのリリースは2006年だ。そのころアメリカでは”ドロップシッピングが次に来る”みたいな形で取り上げられることが増え始め、日本でもじわじわ話題になっていました。

ドロップシッピングのサービスは複数あったものの、ずっと株式会社もしもと株式会社リアルという会社の2強状態が続いていました。

それが2012年に大きな転機が訪れます。

株式会社リアルが無許可でやせ薬を販売目的で持っていたとして、経営陣が逮捕されたのです。

原価と販売価格に差があっても販売方法次第では売れそうな”やせ薬”。ドロップシッピングで利益を追求しようとするとそういった商品をどうしても仕入れたくなるのでしょうが、「飲んで20分で脂肪が1キロも蒸発する」として販売していたようです。

ドロップシッピングのサービス会社はあくまでも黒子で販売者はそれをプロモーションした人じゃないの?って思うのですが、おそらく実態はサービス会社のリアル社にあるとして逮捕したのでしょう。

その後、リアルドロップシッピングは閉鎖され、現在はもしも社のドロップシッピング1強状態です。

リアル社は2011年時点で売上が年間28億円程度あったようですが、もしもの決算を見てみましょう。

株式会社もしも業績(2016/03/15官報)

株式会社もしも
第11期決算公告(2015年11月期)
資本金1億円 資本剰余金4億2550万円 利益剰余金-4億3619万円 当期純利益1240万円

残念ながら非上場で規模も大規模に属さないことから売上は不明でした。ここまで利益剰余金は4億円以上の赤字。かなりの累損なので財務の健全性はやや心配ですが、当期純利益ベースでは黒字となっています。少なくとも3年前からは毎年黒字のようなので、投資は徐々に回収しているようです。

2016年1月時点では会員は43万人

約40万点の商品を選択することができるようで、 実藤社長のインタビューによると会員の中には年間1億円以上売上がある会員もいるようです。

会員は主婦や定年後のシニアが多いとのこと。またメディアの話題性は下火になったものの、反比例するように流通額は伸びているようです。

意外とIPO予備軍なのかな。