今回はキュレーションアプリに関する記事。一時期と比べてSmartNewsやGunosyと大分差をつけられた感のあるAntennaについて珍しく「TheStartup」が記事を書いていました。
どうも月商は1億円~2億円レベルにまで伸びているようです。
目次
Antennaの売上は月商1億円以上
TheStartupによると
動画広告は全体の2-3割。再生単価は7円→5円に
Antennaといえばスマホアプリでみる動画広告の美しさが特徴的だ。2014年6月に始めた動画広告は2015年9月現在ではAntennaの広告売上の2-3割を占めるという。出稿額は順調に右肩上がりのようだ。
これは完全にTheStartup予測で。カバー枠の広告掲載比率が4割くらいと、動画広告の割合が2割くらいと仮定してざっくりと。もちろんグライダーアソシエイツ側には開示していただけないわけですが、最低でも月商1億レベルには乗っているのではないかと思います。アップサイドでも月商2億くらいと予測します。
仮に1億円を超えたとなると、これは上場を視野にできるレベルになってきたなって感じ。ただ記事によると動画広告の再生単価は5円。(安くなったようではあるが。。)広告主もいわゆるナショナルクライアントがメインのようで、獲得には見合わなそう。
CTRは良くて2%程度だろうから、CPCは良くても250円近くになるだろうから、獲得系の広告主は出稿しないだろうな。
ニュースキュレーションアプリ Antennaの基本画面遷移
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使うとわかるんですが、SmartNewsやGunosyといったキュレーションアプリと比べて、動画や画像を大きく表示しているので動作はもっさりしていて、情報収集の効率にこだわっていると正直イライラします。
ビジュアルで情報収集を楽しむ、暇を潰すといったようなユーザがターゲットなんだろうな。
Antennaの利用ユーザ数と属性
一時期はCMをうっていたので伸びている時期もあるが、ここ1年ほど成長がとまっているように感じる。
400万DL以来、500万DLのニュースが聞こえてこないのとアプリマーケットのランキング上位から姿を消している。
売上が伸びているとすれば、動画広告で1PVあたりの単価が上昇しているということだろう。
ナショナルクライアントを重視すればこういうビジネスモデルも成り立つのだろうか。
Antennaユーザが期待すること
情報との出会いを楽しむ。か。
やはりSmartNews等とはターゲットが全然違う。
最後に広告出稿主が見ている統計データ
Youtube広告では当たり前だけど、再生率で効果が計測できるというのは動画バナー広告系では珍しいな。
今後スマートフォンの通信速度が伸びればさらに動画バナー広告の市場は伸びていくと予測されるが、こういったキュレーションアプリが試金石となりそうだ。