LINEがメディアドゥ社と組んでLINEマンガを開始したのはちょうど3年前の2013年4月。この3年でLINEマンガは急成長しており、累計DL数は1,200万を突破。今ではAKB48の指原莉乃もLINEマンガでふたりエッチをひそかに購入するまでに成長しているようです。
— 大樹@(・×・ (@daiki_9628)
「LINEマンガでふたりエッチを買ってます」って公共の電波で言っちゃう指原莉乃、非常に推せる
— hina
今年の2月には東証一部上場銘柄に指定されたメディアドゥの業績を見てみたいと思います。
設立からの業績推移
元々は名古屋に設立した有限会社が起源。その後、メディアドゥとなってから業績の浮き沈みは激しかったようです。転機となるのは2006年の電子書籍配信事業を開始したこと。そこから売上は右肩上がりに伸びています。
2016年2月期P/L
今では売上112億円の94.5%が電子書籍事業の売上のようです。ただメディアドゥというサービスの電子書籍事業は聞いたことがありません。どうも黒子に徹しているようです。
メディアドゥの事業ポジション
表にはほとんど出ずに電子書籍取次というポジションを取っているようです。本でいうと日販とかトーハンとかのポジションと似ているのかな?イマイチ電子書籍におけるニーズがわかりませんが、出版社から預かった電子書籍を書店に卸す事業がメインのようです。
この書店の中で最も有力なのがLINEが運営するLINEマンガです。
形態別売上推移
LINEとどのような契約を行っているかわかりませんが、アライアンス/プラットフォームの売上が最も伸びており、電子書籍事業の半分を占めています。
各事業分野で続々と提携プレーヤーを発表しているLINEですが、メディアドゥ社はうまく成功した事例の1つと言えそうです。