月収20万円以上111名批判に対してクラウドワークスの業績や働き方革命を考える。

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クラウドワークスの働き方革命を個人的に応援しているサクラバですが、ここ最近クラウドワークスで月収20万円以上稼いでいる人はたったの111人しかいないとかdisった記事を多く見受けました。
おそらくインターネットでの仕事のやり取りが急速に進んでいるイメージを多くの人が持っているからこそ、きっとクラウドワークスで儲かっている人って相当多いんだろうと考えられていて、共感を集めてバズったのだと思います。
働き方革命はまだ始まったばかり。今回はフリーザモードで考えます。
初めてですよ…ここまで私をコケにしたおバカさん達は。
両手を使わないでおいてやるよ。どうだ?
※赤字はフリーザモードの時です。
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クラウドワークスの話題のスライド2枚

ユーザ数.PNG
クラウドワーカー.PNG

良くdisられてるポイントは上記スライドから2点。

1つは月収20万円以上のワーカーが約80万人の登録者の内、0.01%であること。
2つ目はこの111人という数値事態が少ないという点。

この2点を多くの人の共感を得たから、↓のツイートもバズったのだろう。

でも少し待ってほしい。

このグラフから読み取ることができるのは、2016年9月期Q1の20万円以上のワーカーが111名。この111名の総額は平均月収からすると3820万円だ。

そもそもクラウドワークスの全体の総契約額は四半期で約10億円あります。

クラウドワークスの総契約額

クラウドワークス四半期契約額.PNG

このグラフの通り、四半期で約10億円もある。
 いいたいのはこの月収20万円以上のユーザは全体の契約額の11.6%しか表しておらず、残りの88.4%は20万円未満の月収の人に幅広く仕事が配分されているということです。
※ちなみにクラウドワークスの手数料は平均15%程度だと思いますが、0%のタスク形式などの比率も不明なため上記の計算には考慮していません。

働き方革命の意義

 多様な働き方が選べることが重要

クラウドワークスが目指しているのは「多様な働き方が選べる、笑顔あふれる世界」です。多くの人はクラウドワークス専業で仕事をガツガツこなし、収入を得ている人がもっといると思っているかもしれません。
月収20万円以上111名は個人的には十分急増していると考えるレベルですが、他にもクラウドワークスが社会に与える影響として大きいのは子育て等、様々な理由で会社勤めや決まった時間に働くことが難しい人々が、自由な時間・空間で仕事ができるように環境整備を進めていることではないでしょうか。

年収2,000万円超えもいる

もちろんクラウドワークスも「プロクラウドワーカー制度」を開始し、高年収を稼ぐ人がもっと増えるように努力しています。
実際に年収2,000万円を超える人も出ています。
クラウドワークスロゴノマドで年収2,000万越えも誕生。クラウドワークスを分析してたら大きく働き方が変わっていく予感がする。
今日は比較的新しい分野であるクラウドソーシングにおいて急激に成長しているクラウドワークスを分析したいと思います。 クラウドソ...
プロクラウドワーカーが増えれば、東京の人口一極集中から田舎に移住する人が増えるなど大きな可能性があるかもしれません。
 「お待たせしましたね…さぁて、第2回戦と行きましょうか…

クラウドワークスの業績

業績の推移.PNG
クラウドワークスの業績です。ここもクラウドワークスを良く知らない人が、売上は増えても赤字が膨らむ・・・とか適当なことを言ったりしています。

シェア確保のための先行投資

 潜在的な市場規模が非常に大きいクラウドソーシング市場において、既にクラウドワークスは2強(もう1社はランサーズ)の1つですが、先に市場シェアを確保することが非常に重要。2年前の決算を見てもらえればわかりますが、当然黒字化することもできるものの、営業強化のために人員を増やしたり等、積極的に投資するタイミングだと考えているのです。

クラウドソーシング市場のポテンシャル

おそらくこの戦い方は上場前ならまだしも、上場後は経営陣が相当タフじゃないと難しい。株価も下がるし、株主から批判も出るだろう。でも今後のクラウドソーシング市場のポテンシャルをよくよく考えてほしい。
クラウドソーシング市場規模.PNG
ザーボンさん、ドドリアさん。御覧なさい。綺麗な花火ですよ。
 クラウドワークスは現預金はまだまだ26億円ぐらいあるし、これからもシェア確保のために投資を続けるでしょう。老若男女が使いやすいシンプルなアプリ開発がもう少し進めば、一気に伸びる可能性もあると思います。
短期的に株価があがると思ってクラウドワークスの株を保有するのではなく、この潜在的な価値を踏まえ長期ホールドをお勧めします。
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