ホリエモンこと堀江貴文が2015年3月20日に近畿大学の卒業式でのスピーチが少なくとも私のまわりのネット業界の中では非常に評判がいいです。
動画は以下ですが、スピーチの要旨についてまとめてみました。
目次
大学卒業後はレールがあるようでレールのない世界
大学まではレールの敷かれた上をただ走ればよかったが大学卒業と共にそのような人生は終わりを迎える。
社会とはレールがあるようでレールの無い世界。
同じ会社で勤めあげて定年退職して、家族を持ち、家を建ててというようないわゆる普通の生活を送るという定番な絵は一部の人しか歩めない。
スマートフォンが社会の仕組みを大きく変えつつある
世界中のすごい人達、頭のいい人達は新しい技術を開発して、勝手に世の中を変えていってしまっている。
自分で出来るだけ多くの情報に接することが大事で、その方法はスマホのニュースアプリでもいいし、SNSで情報収集しても良い。昔と違って、今は世界中の素晴らしい頭のいい人達、先を行っている人たちの情報にすぐにアクセスできる。
ただそれだけではダメで、仕入れた情報を自分の頭で考えて、そして自分で発信して、頭の中を整理して自分で考える癖をつけていかなければいけない。
それをどうやってやるのか?簡単です。インターネットやブログやらSNSやら、そこで毎日発信し続ければいい。そうすれば、世界中の様々な情報を自分で頭の中に入れて考えて自分なりの判断ができるようになる。
これまではマスメディアがいうこと、大きな会社に入って上司がいうこと、それに従っていればよかったかもしれない。しかしそんな時代は終わりに近づいている。
これも全てがインターネットが作り出したグローバル化がもたらしたことです。
世界中の人たちと同じ土俵にたって生きていくこれからの時代
中国の会社が作ったスマートフォンが、100ドル以下でばら撒かれます。そうやって、今までインフラが整ってきてなかった、例えばアフリカの山奥の国の人たちが、そうやって簡単に世界最高峰の知に触れる機会を持つことになります。
当然ながら、優秀な人たちは、インターネットにアクセスして、スマホ経由でネットにアクセスして、世界最高峰の知を英語ベースで手に入れることになるでしょう。
そして皆さんは、その人たちと同じ土俵にたってこれから生きて行くことになります。
そんな時に、どうすれば生きていけるのか?それは、まず最初に僕が言ったとおり、情報を自分で収集して、自分の頭で考えて行動する力を身につけることです。
そして、常識に縛られないことです。
常識とか、道徳とか倫理とかこういったものっていうのは、5年・10年単位で簡単に書き換わります。そして、そのスピードというのは、グローバル化で加速していくことになると思います。
堀江貴文が語る成功の秘訣
未来はみんなの心がけ次第だと思う。僕は悪いことは忘れることにしています。過去を悔やんでも良いことは何一つ無いです。ただし、これからたぶん、みなさん、どんどん失敗していくと思います。
チャレンジをするってことは失敗をする確率も上がるってことです。逆にいうとチャレンジしなければ、失敗することはないかもしれない。でも、成功することもあり得ない。
だから、失敗した時にいい処方箋というは、失敗した段階で、再発防止策をとる。
二度と同じ失敗をしないように、どうやったらいいのか、その場で考える。
そして、考えたら、酒でも飲んで、騒いで忘れる。次の日にはすっぱり忘れる。
私もそうしています。
そして、これから自分たちがチャレンジしていくことは必ずうまくいくと、思い込むことです。大事なことは、僕は目先のことに集中することだと思う。長期計画なんか関係ない。まずそれをやってください。それをやらない限り、始まらない。何も始まらない。
未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】あえて、レールから外れる。逆転の仕事論 [ 堀江貴文 ]
価格:1,512円(税込、送料込)