今日はみんな大好きサイバーエージェントの決算説明会資料を分析してみました。
20世紀末から始まったインターネット市場の中で長年成長し続けているサイバーエージェントは評価できると思います。これまで大きな買収などもせず、自ら社員を育て、サービスを育て、営業を努力し売上を伸ばしつつあります。
おや、Amebaたちのようすが・・・
目次
まずは四半期決算概要
多少下がるときもあるとはいえ、ここまで右肩上がりに着実に成長させているのはさすがっす。
創業期からの事業 インターネット広告事業
運用型広告(リスティングやアドネットワーク)が成長中
その昔は純広などのいわゆる非運用型広告がほとんどだったと思いますが、もう運用型広告(リスティングやアドネットワーク)が追い越しそうですね。ただ、この分野が伸びていくと行末は代理店機能が極めて必要なくなるということだと思います。
投資効率も最適化されるので、アドバイスすらいらなくなるかも。
インフィード広告や動画広告
時代を感じますね。インフィード広告はSmartNewsやGunosyなどニュースの間に入っているイラッとするあの広告手法ですね。
動画広告もようやく伸びてきています。サイバーエージェント藤田社長の恩師、USENの宇野社長が力を入れていたGYAOは少し早かったかな。今でもYahoo!と協力して続いていますが、これからが期待です。
ゲーム事業も右肩上がり。おや、海外のようすが・・・
右肩上がりと思いきや、海外は2012年をピークにどんどん下がってますね。
日本のインターネット業界を代表するサイバーエージェントでも海外は勝ててませんね。
GoogleやFacebookのようになってほしいのにな。
日本を代表するサイバーエージェントならね。
外貨を稼いでほしい。
グランブルーファンタジーが成長中
ファンタジーもののゲームってどうなんだろう。
ライトノベルの市場とか成長しているし、そういったユーザを惹きつけて伸びるのかな。
客単価も高そうだし、期待しているのか。
その他、主力ゲームタイトル
ひとつでも当たればデカイ。ギャンブルの世界です。。
Ameba事業が伸び悩む
LINEなどに押されつつ、ブログもWordPress派とか増えてるし、ライブドアブログも無料化するし。。
1年前の水準に売上が低下してるじゃないっすか。
スマホの大々的なCM投資の回収も
投資の収穫はほぼ終わったようですが、人員を大幅に他の部署に移動させたからねぇ。
直近の四半期の数値を見ると余談を許さない感じですか。
755とか色々売上伸びそうなやつはAmeba事業な
755は不振も伝えられていますが、今後Ameba755とかにするのでしょうか。
ちなみに755って堀江貴文(ホリエモン)氏の囚人番号が由来ですって。
これらを連結させて売上グラフをつくり、売上が再成長しましたって次回やるのかなー。それはみたくないな。
最後に総括
Amebaって一時期よりブランドイメージや勢いが感じられないですがねぇ。
AWAもAppleやGoogle、LINEというプラットフォーマーとの戦いなので圧倒的に不利だと思います。
残念ながら個人的には勝てないと思ってます。
ただ日本を代表する企業としてがんばれサイバーエージェント。負けるな藤田晋!