gumi ネイティブシフトの裏にブラウザ売上ゼロの不都合な真実

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先ほど「gumi IR」で決算説明会の資料を見ようとしたらIRのお問い合わせフォームが最上部に引っかかって驚きましたサクラバです。

それだけIRに問い合わせが多いのでしょうか。通常はIR関係の資料ページが最上部に来るのですが。

さておき、今日は先日発表されたgumiの決算を振り返っておきます。

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最初のページから社外取締役の紹介って

gumi 社外取締役

一番最初に社外取締役の紹介が来る決算説明会資料が出てくるのって初めてみました。

ガバナンス強化・マネジメント強化ですよバーンだと思うのですが、上場したてのベンチャーらしくないな。別に不適切会計及び粉飾決算を働いたわけではないのですから、そこまでガバナンスを強調しなくてもいいのではないか。

ネットでも叩かれたし、投資家から注文が多いのだと思いますが、防御を強めようとする経営姿勢がいきなり垣間見えます。

それはそれでいい時もあるのですが、やはり投資家の多くは攻め・成長性をみたいのだと思います。

2ページ目も防御かい

gumi 管理体制

次に管理体制強化という項目です。4番目以外はごく当たり前のような気がして、逆に不安です。

連結決算Q1のP/L

gumi 決算

なんかソーシャルゲーム企業としては原価が高いなー。

プラットフォーマーの手数料はしょうがないとしても、通常はこれだけ売上が高いと広告宣伝費が重みとなって営業赤字になるんだが。何が原因なんだろうか。

ネイティブシフト完了≒ブラウザゲームの売上がなくなりましたでは?

gumi 海外売上

ネイティブシフト完了と聞くと、今のゲーム業界のトレンドに乗っている気がするのですが、ブラウザゲームがゼロって・・・

GREEやモバゲーのプラットフォームもまだ結構な市場規模があるのですが、ゼロって・・・

業績予想対比でQ1実績は大幅な上方

gumi 業績予想

営業利益11億円の赤字予想だったのが、たった3ヶ月程度で6億円近く上方となりました!

こんな短期期間ですごい!

つっこみお待ちしております。

またその中でも実はキーパーソンのインセンティブ支給で人件費増加とあり、大損した投資家はぐぬぬとなりそうです。

業績低下のキッカケとなったブレイブフロンティアのMAU推移

ブレイブフロンティア

上場したのが2014年12月だったっけ。そこから綺麗に右肩下がりですね。

その徴候は11月頃の上場前から出てましたけどねぇ。

広告宣伝費も抑えているみたいだし、別のゲームのヒットに期待かな。

でもDeNAやGREEも大型ヒットは出ていないし、中々難しいかも。

國光社長は相変わらず世界を見ている。がんばれ

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