昔は着メロって流行ってたけど今どうなった?着信設定の音楽市場規模のデータを分析してみた。

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その昔、といっても2000年前半くらいだけど着メロ(若い人でもわかると思うけど、着信メロディの略)がすごい流行りました。街中どこ行っても着メロを聞きました。

それがスマートフォン時代になった今、街中で聞く着メロといえばiPhone・Androidの初期設定のメロディばかり。たまにiTunesなどで購入した音楽を設定している人を見かけるが、かなりレアケースでしょう。

まずはいわゆるガラケーの着メロ・着うた(フル含む)とスマホの音楽市場の推移をグラフ化してみました。

データは一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調査のものです。

携帯・スマホ音楽市場規模推移

携帯・スマホ音楽市場規模調査

ガラケー全盛期の2005年から2009年まで横ばいとなり、そこから右肩下がりに下げ続けていた市場がついに2014年に上昇に転じています。おそらく2015年以降は音楽定額配信の効果も加わり、さらに伸びるかもしれません。(その分、CD売上だけでなくCDレンタルも市場は落ち続けると思いますが)

構造の変化は仕方がないとしても、そもそもなぜ着メロ・うたをみんな使わなくなったのでしょうか?

個人的には以下、3点だと思います。

  1. スマートフォンになり着メロ・うたの設定方法がよくわからない人が増えた
  2. そもそも音楽を買わなくなった
  3. 設定して恥ずかしい思いをした人が使わなくなった

特に10代を除いて3です。象徴的な質問と回答がYahoo知恵袋にありました。

着うた・着メロの文化が廃れたのはなぜだと思いますか?

質問
2013/7/27 03:33:28
ninoken007さん

着うた・着メロの文化が廃れたのはなぜだと思いますか?
2000年代の前半から中頃にかけて、着メロ・着うたが若者を中心に流行りました。
個人ごとに電話着信音とメール受信音を設定する手間を楽しんでいた人も少なくないと思います。
私もわざわざ有料サイトから着メロをダウンロードしたり、手間暇をかけて自分で着うたを作成したりしていました。

ところがここ数年、街を歩いていても、バイブ音か初期設定音(LINE含む)しかほとんど耳にしなくなりました。
たま~に、着メロや着うたが聞こえたかと思えば、おじいさんやおばあさんの携帯電話だったりします。

10代、20代の若者で着メロや着うたを利用している人が果たして存在しているのか?というレベルです。
なぜ、着うた・着メロの文化は廃れてしまったのでしょうか。

ベストアンサーに選ばれた回答
2013/7/2804:40:44
mangoabc_takaradukaさん

言われてみればそうですね!

私も着うたはダウンロードしたことあるけど、今は初期設定音に設定しています。

私の場合はきっかけがありましたよ。
以前電車で誰かの携帯が鳴って曲がコブクロの流星だったんです。
そしたら私の隣に座っていた女子高生2人が「選曲が笑える」と小さい声で言って笑いこらえてました。
笑ってるのバレバレでしたけどね(^^;)
(失礼でしょって感じ)
この曲は何も変じゃないしむしろいい曲なのになんで笑われていたのか分かりません。

でも私はこれを見て着うたを設定しないことにしました。
自分の歌の好みを否定されるのは嫌なので。

私のように、恥ずかしいから設定しないという人は少なくないと思います。

出典:Yahoo知恵袋

こういった思いをした人って結構いるんじゃないだろうか?

着メロ・うたの衰退原因について、読者も思うところはあるかもしれませんがサクラバはこの3つあたりかなと思います。

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コメント

  1. より:

    電話することも減ったしなあ