ジャニーズといえば、ミュージックステーション等音楽番組で「ダンス×イケメン×日本人複数アイドル」といった類の類似タレントを番組に出演させないように影響力を行使していると言われている。
今回、DMMの格安スマホであるDMMモバイルに山下智久を起用することになり、それにともなってジャニーズ関連の記事をDMMが削除することにしたようだ。
これがジャニーズからの圧力なのか、DMM側が空気を読んで自主的に削除したのかはわからない。
ジャニーズのメディアへの影響力
TV
TVでは音楽番組は上記のとおりだが、ニュース番組など社会的重大ニュースにならない限り少なくともキー局は一切取り上げられない。一時期はライジングプロダクション系のアイドル(w-inds.、Lead、FLAME等)はミュージックステーションやHEY HEY HEYなどに出演することができず、ファンからは不満の声も相次いだが諦めるしかなかった。風穴をあけたのがEXILEや韓流系だろう。出だしこそはジャニーズとかぶらないアーティストとしてジャニーズも認めざるを得なかったが既成事実を積み上げ、今ではイケメンをメンバーに所属させて歌って踊るなど、ジャニーズとファン層がかぶる部分も出てきている。
週刊誌
ジャニーズのネガティブ記事を書くのはFRIDAY(講談社)、週刊文春(文藝春秋)、週刊現代(講談社)、週刊女性(主婦と生活社)のみ。
スポーツ紙
ジャニーズのネガティブ記事を扱うのは東京スポーツのみ。
圧力はなぜかかるのか
ジャニーズのカレンダー出版権はまさに出せば確実に利益を生むことができる利権のようなもの。その利権を出版社に分配することで、見返りとしてスキャンダルを書きにくくしている。またその出版社が発行している別のファッション誌等の表紙やインタビューにジャニーズタレントが出るとこれまた部数が跳ね上がる。その雑誌掲載の見返りというケースも多々あるようだ。その手法を踏襲しているのが最近ではAKB48だったりする。
DMMといえば、AKB48と結びつきが強く、秋元康がコンサルについているのとAKBグループの劇場公演を動画配信する権利を持っている関係もあり実際にAKB48系のニュースは一切取り扱っていない。
DMMもジャニーズ系のニュースでいえば、4月12日にも「山下智久にタレント生命の危機「演技が下手すぎる」というまさに山下智久の記事を扱っていたばかりだっただけに、急遽話が決まったのだろう。