ライブドア事件が起こる2006年1月の直前の2005年11月29日の放送「若者よ!会社を創れ
~第2の堀江、三木谷は誕生するか?~」の動画を見つけました。
当時ピークだったライブドアのホリエモンと当時取締役の熊谷氏等が登場しているのですが、そこで少し考えさせられるやり取りがあります。
学生「ライブドアのHPについてメインのターゲットは30代・40代くらいですか?」
ホリエモン「ターゲットなんか作ってないよ。何でみんなターゲットどこですかって聞くわけ?」
学生「ターゲットを絞らないと差別化が難しいから」
ホリエモン「何で差別化が必要なのかって、ロジカルな根拠はどこにあるんですか?それとターゲットを絞らないといけない理由は?ターゲットを絞ることが何で差別化に繋がるのかわからないんだけど。それって世の中で普通に言われていることをタダ焼き直してアナタが言っているだけのような気がする」
当たり前に必要だと考えている「差別化」ですが、当時時代の寵児ともてはやされたホリエモンがLivedoorポータル(ポータルって既に死語?)にターゲットも設定していなければ、差別化も考えていなかったようです。
このホリエモンからのシンプルで難しい質問にロジカルな回答は出せるのだろうか。
? 動画の14分15秒あたりからです。