DeNAのMERY・iemo等のキュレーション事業が四半期売上5億円に成長。ゲーム事業も再成長ステージへ
GREEがブラウザゲーム事業の売上が減少の中、他事業で盛り返すことができていない中、DeNAがすごい。ブラウザゲームのモバゲーはサイバーエージェントグループのCygamesのグランブルーファンタジーのおかげとはいえ下げ止まりをみせ、ネイティブゲームも含めると売上は完全に再成長ステージに入ったと見ていいだろう。
GREEがブラウザゲーム事業の売上が減少の中、他事業で盛り返すことができていない中、DeNAがすごい。ブラウザゲームのモバゲーはサイバーエージェントグループのCygamesのグランブルーファンタジーのおかげとはいえ下げ止まりをみせ、ネイティブゲームも含めると売上は完全に再成長ステージに入ったと見ていいだろう。
「青の祓魔師」や「魔法少女まどか☆マギカ」をモバゲー向けに提供していたソシャゲ会社ネクストリー社が先日破産開始決定しました。ブラウザゲームとかもうダメじゃね?という空気はパズドラが急激に伸びた2・3年ほど前からありますが、ついにDeNAがその流れを変えています。先日発表された決算を見てみましょう。
DeNAが始めた遺伝子解析事業は子会社の株式会社DeNAライフサイエンス(2014年4月設立)が行っています。インターネット事業から始まり、モバゲーでゲーム会社の印象がついたDeNAですが、自動車産業やヘルスケアといった分野にまで多角化をしてきています。
DeNAが昨年iemoとMERYを買収したのは2014年の10月。2社あわせて約50億円だったが、iemoは10億円代後半~約20億円程度と想定されている。このブログの読者はiemoのターゲットとは違うので、あまり馴染みがない人が多いと思うが月間UU数が500万を突破する急成長メディアでもある。
今回はモバゲーの存在感が薄くなりつつありますが、引き続きゲーム事業が主軸でECやプロ野球球団、キュレーションメディアに無料漫画アプリ、動画アプリなど幅広い事業展開を行っているDeNAの業績を分析してみます。内容はゲーム業界ならずともインターネット・アプリの業界関係者は必見のものです。
モバゲーの売上が減速後、ネイティブアプリのヒットの注力以外にもキュレーションメディアであるMERYやiemoの買収、マンガボックスやSHOWROOMといった新規事業立ち上げなど、新たな事業領域を立ち上げようと必死なDeNA。今回はDeNAの決算内容について分析してみました。