ミニマリストを名乗る佐々木典士(ささきふみお)の本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」が売れている。果たしてそのミニマリストとは何なのか。定義を確認してみる。
ミニマリストとは最小限にモノを減らすだけではない
よく勘違いされるのが、モノを減らしたからミニマリストと単純に言っているわけではないという。そこで著書ではこう定義付けている。
ミニマリストとは
「本当に自分に必要なモノがわかっている人」
「大事なもののために減らす人」引用:「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」(佐々木典士)
ものがいくつあるからとか決まったルールは無いという。
モノを増やしたから豊かになると多くの人は思いモノを購入し、実は無駄なモノな中で生活し、本当に必要なモノ・事が見えなくなったまま生活していることが多いという。他人の目線を気にして欲しいモノを購入して、本当の自分には必要のないものばかりを増やしている。
現代社会の疲れの原因の1つはそこにあるというが、確かに昔の日本は和室にしても着る服にしてもシンプルだった。
日本の代表的な和室
モノを減らすためのポイントは
大事なモノを大事にするために、大事でないモノを「減らす」。
大事なものに集中するために、それ以外を「減らす」。引用:「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」(佐々木典士)
昨今、ミリオンセラーとなった「人生がときめく片づけの魔法」(近藤麻理恵)や断捨離ブーム、または日本の多機能携帯電話の真逆をいくAppleのシンプルさが改めて見直されている傾向もあり、このミニマリストというワードがまた流行りつつあるのだろうか。
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