日本の漫画市場は2014年度の統計で単行本が2,256億円で漫画雑誌が1313億円のあわせて3,569億円もの規模がある。
韓国や欧米ではアメリカやフランスなんかもそこそこ市場規模はあるが、1000億円を超えるような市場は日本だけだ。
で、ちょっと思ったんだけど、この環境ってすごく恵まれているよな。
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ビジュアル化された表現の中ではマンガが最も制作費が低そう。だからこそ多数の作品
ドラマなんかは1時間でも1000万円くらいかかるし、映画は数億円規模。ゲームもブラウザゲームは1,000万円かかるし、最近流行りのネイティブゲームは1億円以上制作費がかかるという。
そんな中、最近のネット漫画なんかはアシスタントなどもつけず、1人で書いているものもあるし、人気マンガでもドラマや映画なんかよりは製作コストが低い。
海外は小説であればフィクションの世界にひたることができるけど、ビジュアル化されたフィクション作品を視聴するにはTVや映画がメインとなる。
そうなると表現規制があったり、3次元表現には2次元表現とくらべて凝ったシチュエーションを再現するコストが非常にかかるので、表現範囲は限界があるだろう。
2次元の世界であれば宇宙空間や巨人が出てくる世界を比較的用意に表現できるが、3次元で表現しようと思うとコストがかかりすぎて作品数はどうしても少なくなる。
あと漫画は30分で読めるけど、小説は10時間くらいはかかりそうだし、時間的な部分もポイントかな。
より多くの創造性のある世界にひたることができるのって、日本だけなんだなってつくづく思った。