国内店頭FXシェアNo.1のGMOクリック証券(2位がDMM.com証券)が吹くほど儲かっている模様

今回はGMOクリック証券を傘下に持つGMOクリックホールディングスの決算発表から業績を調べてみました。

最近、巷で主婦もハマっているというFX。その取引はレバレッジをかけて自己資金よりも何倍もの規模で取引ができることからギャンブル的な要素も多く、人生を棒に振った人もいれば大金を手にしている人もいるでしょう。

このFXのシェアはGMOクリック証券とDMM.com証券のトップ争いとなっています。

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国内店頭FX 取引高の推移

市場環境や景気に大きく左右されるのか各社同じようなグラフの上げ下げとなっています。

DMM.com証券はCMで石橋貴明とローラを使いFX取引高世界1位をうたっていますが、その根拠となっているのが2015年第1四半期のようですので、確かにその時期だけ見るとGMOクリック証券を上回っています。後の期間は下回っていますが、CM効果は良くなかったんでしょうかね。

GMOクリック証券とDMM.com証券がデットヒートという状況でシェアは少ないですがFXプライム by GMOもGMOクリックホールディングスの傘下です。

国内店頭FX 口座数の推移

店頭FXの口座数ではDMM.com証券がNo.1。GMOクリック証券の方が口座あたりの取引高が高いということですね。

国内店頭FX 預かり保証金残高の推移

預かり保証金残高もGMOクリック証券が1位です。ここでは口座数トップのDMM.com証券は3位争いとなっていて、やはり比較的顧客単価が他証券に比べて低いことがわかります。

ネット証券株式委託売買代金シェア

ちなみにネット証券の株式委託売買もGMOクリック証券はシェアを伸ばしてきています。

この分野はSBIが圧倒的ですね。楽天のシェア拡大も目覚しいですが42%という圧倒的なシェアを誇ります。

GMOクリックホールディングスの決算サマリー

いやーボロ儲けだな。222億円の売上に84億円の営業利益ですか・・・

DMMとかもFXでかなり利益を稼いでるんでしょうね。

先日発表されたGMOインターネットの連結決算では営業利益148億円の内、100億円がインターネット証券事業でした。GMOグループの稼ぎ頭はFXということですかね。

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