携帯電話でソフトバンクを利用している方は店頭で見かけたことがあるだろう定額で利用し放題な動画・音楽配信サービスUULA(ウーラ)。逆にドコモやauユーザはあまり聞かないかもしれません。
そんなUULAですが業績が急成長中です。
UULA(ウーラ)誕生の経緯
UULAは元々エイベックスがドコモが運営するBeeTVやdビデオが店頭アフィリエイト集客のお陰で絶好調だったため、規模拡大のために他のキャリアとも組めないかなと考えてソフトバンクと組んだのがキッカケ。
2013年2月に開始した。ちなみに「UULA」の意味はエイベックス社長の松浦勝人の「浦」に由来するらしい。誰か止めろよ。
エイベックスが60%、ソフトバンクが40%を持っています。
UULA(ウーラ)のサービス内容
映画も音楽も100000以上のコンテンツが月額467円(税抜)で全て見放題の総合エンタメアプリ。今なら31日間無料もやっているそう。
UULA(ウーラ)の業績
過去3年の決算公告
第1期決算公告(2013年3月期)
資本金25億円 資本剰余金25億円 利益剰余金-22.06億円
売上1億 営業損失21.45億 経常損失22.06億 当期純損失22.06億円
第2期決算公告(2014年3月期)
資本金32.5億円 資本剰余金32.5億円 利益剰余金-52.73億円
売上44億 営業損失30.52億 経常損失30.65億 当期純損失30.66億円
第3期決算公告(2015年3月期)
資本金32.5億円 資本剰余金32.5億円 利益剰余金-56.28億円
売上69億 営業損失3.39億 経常損失3.53億 当期純損失3.54億円
来期は単年度黒字になると思うけど累計投資額である56億円を回収するには
あと4・5年かかるかな?動画コンテンツの調達とソフトバンクへの集客フィーが重いのだと思うけど、基本的には店頭で獲得した休眠ユーザ(利用しないが毎月お金を払ってくれるユーザのこと。基本的に支払っていることに気づいていないケースが多い)だからコンテンツを実際に利用しているのは2割程度で利益率が高くなるはず。
会員数の推移・売上も順調
ドコモとの取り組みは頭打ちな感じだけど、ソフトバンクとのUULAはまだ伸びそうですね。