海外投資家の日本株売り越しがブラックマンデーを上回る。しかし実は予想通りのシナリオ

年始の株価暴落から2月ようやく持ち直してきたと思っていたのですが、ここにきてえらいことになっております。

NHKの今朝(3月18日)の報道によると、 海外の投資家が先週、国内の主な市場で株式を売った額は買った額を1兆1932億円上回る大幅な「売り越し」に。 「売り越し」の額は29年前の昭和62年10月に世界的に株価が暴落したいわゆる「ブラックマンデー」の週の1兆1220億円を上回り、比較できる昭和57年以降で過去最大となったといいます。

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ブラックマンデーとは

1987年10月19日に起きた世界的な株価暴落(下落率22.6%)のこと。1929年にブラックサーズデーという世界恐慌の引き金となった大暴落の12.8%を大きく上回る。

そんなブラックマンデーを上回る売り越しの状況が日本に起きております。

海外投資家(東証の取引額の約7割を占める)の売り越しは10週連続というから、2月の株価上昇は国内投資家の買いだったということか。

実は予想どおりの展開

世界的に有名な ジム・ロジャースやジョージ・ソロス、市場アナリストのハリー・デントは年始からリーマン・ショック級の金融危機が起きると話していました。

特にハリー・デントはリーマン・ショックや昨年夏からの上海発の世界同時株安を予想した人物。そのハリー・デントは 1月28日にアレックス・ジョーンズのインタビューでこう答えていました。

現在、米経済はバブルのさなかにいる。このバブルはまさにいま弾けようとしている。これは2008年のリーマンショックをはるかに上回る規模の金融危機となるはずだ。
2016年は1931年以来の最悪な年となるだろう。だが、具体的にいつ崩壊が起こるかは分からない。


海外投資家が日本株を売り越す中、今後株価はまた上昇局面に回復することができるのだろうか。
個人的にはこのまま日経平均は下がり続け、消費税10%増税は延期・衆議院解散からの衆参同日総選挙という流れになると想定しています。

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