以前もLINEとライブドアの関係を書いたのですが、LINEは2010年にNHN JAPANとライブドアなどが合併した会社が元となっています。
LINEってすごいって言うけど実は半分は堀江貴文が率いたライブドアの人材だってどのくらいの人が知ってるんだろう?
そんなLINEと全盛期のライブドア。業績を調べてみました。
ライブドア・ショックから10年
2006年1月16日に証券取引法違反容疑で、東京地検特捜部がライブドア本社などに強制捜査を行った、いわゆるライブドア・ショックからちょうど10年が経とうとしています。
当時のライブドアはホリエモンの球団買収、TV局買収、選挙立候補など話題に事欠かず、一躍時代の寵児ともてはやされるようになりました。
ピーク時の売上は連結で784億円にも及び、翌年の業績見通しは1,200億円というところまで来ていました。
後に過去の会計処理が粉飾と認定されましたが、この年度の会計に疑惑は出ていなかったのでこの数字の信ぴょう性は高いでしょう。
当時のライブドアの急激な業績拡大をホリエモンの力だと考える人は多い。もちろん少なからずとも影響はあったと思いますが、他の従業員の力はあったのでしょうか。
当時残されたメンバーの多くが現在はLINEにいるわけですが、言わずと知れたLINEは当時のライブドアを超えることができたのでしょうか。
LINE株式会社とライブドア全盛期(2005年9月期決算)の比較
LINE株式会社(2014年12月期)
売上680.45億円 ※前期は400.70億円
営業利益156.81億円 ※前期は73.81億円
当期純利益121.84億円 ※前期は75.54億円
株式会社ライブドア(2005年9月期)
売上784.21億円
営業利益127.01億円
当期純利益154.75億円
ちょうどライブドア全盛期と同水準にまで急成長しています。
これは当時の成長がホリエモン1人の力でなく、優秀な人材を雇用できていたことの証明となるんではないでしょうか。
当り前田のあっちゃんとか、クラッカーとか色々言われるかもしれませんが、改めて数値を見ると当時のイケイケドンドンのライブドア水準というのはすごい。
当時のライブドアは株価ももう少しで1兆円に届くような勢いだったが、今のLINEの勢いはそれをも上回るだろう。
ライブドアと比較してもLINEは圧倒的な地位を確立しているので、こうやってライブドアと比較することがちっぽけな感じに来年度の決算からはなるんだろうなー。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】前田敦子の映画手帖 [ 前田敦子 ] |