2ch管理人だったひろゆきが民事訴訟で敗訴確定しても賠償金を払わない理由と橋下徹の見解

かなり前の動画ですが、2chを売却して、ニコニコ動画を起ち上げた当時のひろゆきの動画から少し考えさせられる内容がありました。

この時、2chの管理人としてひろゆきが名誉毀損などで50件以上の民事訴訟を受け、少なくとも43件で敗訴確定していました。賠償額は約5,800万円でしたが、仮処分命令に従わないことによる制裁金も含め、総額5億円以上とされる額を踏み倒しています。

支払い拒否を貫き、死刑なら払うとコメントしていました。ちなみにひろゆきの年収はこの当時1億円以上あったようです。(日本の人口よりちょっと多いというコメントがあった)

この件については賛否両論ありそうですが、サクラバがどうなの?って思うのはこの民事訴訟制度そのものです。

民事訴訟については刑が決まれば国は権利の確定はしますが、回収代行はしてくれません。実際に回収しようとすると口座を特定する必要があり、現実的にはかなり困難です。

多くの人は民事でも判決が出れば、裁判所が強制に取り立ててくれると思っていそうですが、現実には回収のハードルがものすごく高いんです。昔は弁護士が銀行側に開示請求を行っていたりもしたのですが、現在は個人情報保護法の兼ね合いもあり、銀行は絶対に開示しません。

債権回収代行会社とかいるんでしょうけど、金額が大きくないと割にあわないことが多そうです。

ちなみにあくまでも名誉毀損したのは書き込んだ人であり、管理人であるひろゆきではないので、この立場で刑事訴訟に持ち込むのは困難として、民事に持ち込む人が多いようです。

ひろゆきの賠償金を払わない理由の動画

茶髪弁護士時代の橋下徹の見解

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク