炎上系ブログは近い将来、RankBrainで一気に検索順位が下がる可能性も

先日検索対策で初めてGoogleのアンドレ・リパッセが重要な3つを公表したと話題になりました。

検索順位の決定において重要な3つ。それはリンク、コンテンツ、RankBrainのようです。リンクとコンテンツは良いものの、このRankBrainの内容について最近色々と議論されることが多くなっているのですが、改めて3大要素の中にリンクがまだ入っていることに注目しています。ちなみにRankBrainとは、機械学習を用いた人工知能システムで検索エンジンの精度をAIを使って高めるための施策です。

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外部リンク対策が有効であった00年代

5年くらい前まではリンクが最も重要と言われるくらい、SEO対策業者はサテライトサイトを大量に作成して、リンクを貼ったりしていました。コンテンツがある程度しっかりしていれば、それだけで効果が高かった時代だったんですね。

未だに重要視されている外部サイトからのリンクですが、このリンクの価値についてポジティブなリンクは良いものの、ネガティブなリンクも同様に評価されてしまっている。つまり炎上系で盛り上がったリンクでも同様な評価でも良いのかという問題提起が増えてきている気がします。

たとえばこのブログとか

また以下のブログではRankBainによって炎上系ブログの被リンクは評価されなくなり、検索順位が下がるのではないかと考えているようです。

そして現状がそうである、正当な評価が出来ていないからこそ、Googleはあらゆる分野で機械学習を利用することを考えていて、今後はRankBrainによって被リンクを含めたコンテンツの価値を見定める(コンテキストから判別して、ネガティブ被リンクはnofollow同様に評価をしない)ようになるのではないかと私は考えています。

こうなると炎上系ブロガーの検索トラフィックが大きく落ちてしまい、SNSからのトラフィックに頼らざるを得なくなります。

安定したトラフィックが無くなってしまうので、ブログ運営はかなり苦しくなると思います。トラフィックの大半を別の手法にリスク分散できていれば良いのだと思いますが、大半のブログはそうなっていないでしょう。

ただネガティブなリンクだからといって価値が無いと見なして良いのか。それはそれである意味では価値のあるリンクじゃないのかとも考えられますので、どう判断されるのでしょうか。

過去、何度も検索アルゴリズムの変更で衰退したWebサイトを見てきました。またそのようなタイミングが来るのでしょうか。

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