FC2って一般的にはブログが特に有名なのかな?あとは特にアダルトだけども動画やライブチャットなどが稼ぎ頭。日本向けのサービスが多いものの、本社がアメリカのネバダ州ラスベガスにあることからその実態は謎である。
2014年には公然わいせつほう助と風営法違反(無許可営業)で関連企業とされる大阪にあるホームページシステムが家宅捜索を受けたとも報道されているが、その実態を調べてみました。
FC2の社名の由来
?オシャレなFC2関連会社といわれるホームページシステムのオフィス
FC2とはどういう意味かそもそもご存知でしょうか?
大きく2つの説があります。
1つは「ファンタスティック・クピ・クピ」の略というもの。クピクピとはバカラに似たカードゲームで、最近はあまり聞かないギャンブルなんですが、創業者がラスベガスでクピクピで得た利益を元に起ち上げた企業とかまことしやかに囁かれていますが、真実はわかりません。
もう1つは社長の父親の頭文字を取って2代目ということで付けたというもの。
個人的にはラスバガスに登記していることや後述する創業者のバブリーな思考から、ファンタスティック・クピ・クピ説だろうと思っています。
会社の創業者
設立した1999年から2008年は創業者で日本人の高橋理洋氏がCEO。2009年以降はアメリカ人とみられる経営者が3回入れ替わっています。
そもそも創業者の高橋理洋氏は大阪出身の1973年生まれで元々実家は関西で約40店舗を展開する生花チェーンを経営する父を持ち、高校卒業後に渡米したという。
アメリカのCitrus Collegeを卒業後、アメリカでFC2,inc.を起業しています。
ロサンゼルスには敷地1ヘクタールの豪邸を構え、ベンツやロールスロイスなど複数の高級車を所有しているようです。
FC2の利用者
トラフィック分析サイトのAlexaで見ると、さすがに先日の報道を受けてユーザは減少しているようで、WEBサイトのグローバルランキング順位は落ちている。
ただそれでも日本では6位と健在でYahoo、Google(日本)、Youtube、Amazon、に次ぐトラフィックのようです。
下位には楽天やニコニコ動画、Twitter、Facebookというそうそうたる顔ぶれであることからFC2がいかにトラフィックが大きいかわかるだろう。
FC2ブログ・FC2動画・FC2ライブなど40を超えるサービスを提供し、多言語化13ヶ国語に対応。少し前の情報になってしまいますが、FC2の統計によると2013年6月現在、224か国で利用されており、ユーザー数2000万人以上、PV150億PV超とのこと。
家宅捜索を受けたけど大丈夫なの?
2014年に家宅操作を受けた際はFC2の全ての会員の2600万人分の名前やメールアドレスが押収され、世の中のFC2のアダルト動画にお世話になっていたユーザは震撼したことが記憶にあたらしい。
警察はFC2の実態が日本にあり、米国はダミー企業だとして裏付けを進めていたのだが、最終的な結論はまだ報道されていません。
FC2は長らく著作権や風営法で問題のあるとされるコンテンツがアップされていたが、米国法人であるとして日本国内の法律では取り締まることができませんでした。
それが2012年に訴訟法の改正が有り、日本国内でも訴訟が可能となったことが操作の1つの要因です。
個人的な見解としては今回FC2を立件するのは難しいのではないでしょうか?
家宅捜索を受けたホームページシステム社が本当に業務の大半をFC2のシステム開発を受託していたとしよう。仮にほぼFC2がホームページシステムに外注して、実態はホームページシステムがFC2の運営会社だといってもあくまでもFC2を法律上所有しているのがFC2であれば、現法律上では規制が難しそうです。
創業者も参加?orzという音楽ユニット
「orz(オーアールゼット) 才人(sight)、JYO-Z、BONES、Ukonの4人で構成される、デフレにピリオドを打つべく現れた謎の大富豪とインフレパーティー野郎共」という触れ込みの音楽ユニット”orz”。フジテレビ「志村だヨ!」のエンディングテーマにもなっていた。(実は数百万円だせば地上波のエンディングテーマの枠は買えるケースがあります)
実はこの4人グループの中に高橋理洋氏がいると言われている。
Netgeekなどの報道によると右上の人物が高橋氏のようだ。
それよりもバブリーな音楽で個人的には好きなのだが、一度見て欲しい。USENインディーズランキングでは2週連続1位も獲得している。
好きではない人が多いと思うが、こういう野心ギラギラな若者がもっと輩出されたほうが経済的には効果があると思う。
ホリエモンと同じく、あまりグレーな部分多くして目立つと狙い撃ちされるのだと思うが・・・