経沢香保子が創業し、人気ブロガーはあちゅうも所属したトレンダーズって今どうなの?

女性起業家として有名な経沢香保子が2000年に創業したトレンダーズ株式会社。

経沢香保子が運営する女性起業塾の取り組みや女性比率の高い会社が話題となりました。

様々なメディアに取り上げられ、そこにはあちゅうも所属し2012年の上場時にはストックオプションももらっていました。

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はあちゅうはトレンダーズの株を9,000株も保有していた

上記がトレンダーズ上場時の株主の状況です。創業者の経沢香保子が筆頭株主で、元旦那(現在の代表取締役社長でもある)である岡本伊久男が第2位株主でした。サイバーエージェントなどが3位株主で、はあちゅうこと伊藤春香もしっかりと記載されています。

0.53%・9,000株をもらっていたものの、株価は業績の低迷とともに下げ続け、おそらくはあちゅうの退社のタイミングで売ったとしたら手取り500万円ほどの価格にしかならなかったのだろうなぁと思います。

では現在のトレンダーズの状況を見てみましょう。

2016年3月期 第3四半期決算トピックス

売上は減少しており、ここまで営業利益ベースで赤字になってしまっていますが、直近の第3四半期だけでみると、ひとまずは黒字化に目処がついたところでしょうか。

売上高・売上構成の推移

トレンダーズというと女性の力を活かしたマーケティングPR事業のイメージがあるのだけれども伸びているのはメディア事業。それ以外は減少傾向のようです。

トレンダーズの事業戦略

とはいえまだまだ主力事業のマーケティングPR事業は利益率の改善や、はやりのInstagramで盛り返すと。

伸びている自社メディアは売上が伸ばせれば利益率は高いと思うので、この成長が期待かな。

MERYみたいな女性向けキュレーションメディアはまだまだチャンスがある気がします。

トレンダーズのサービス

では2つほど代表的なサービスを見てみましょう。

ギフトマッチングサービス Anny

女性向けキュレーションメディアにギフト機能を搭載。

気に入った記事があれば、すぐにギフトを贈る機能。ここが1つ他のキュレーションメディアとの差別化のようですが、ニーズのあるギフト商品を記事と連動して生み出すことができるかがポイントですね。

インスタグラマーネットワーク LIN

Twitterを脅かす勢いで一気に伸びているインスタ。

そのインスタグラマーを早めに囲っているようです。さらにインスタグラマーの食の写真をムック本化するというマネタイズも行っているようですね。

経沢香保子もはあちゅうもいなくなったトレンダーズですが、巻き返しのために頑張っているようです。

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