NewsPicksは情報収集最強ツール。ついでに運営企業ユーザベースの決算も調べてみる

今更ですが、最近NewsPicksにハマっています。情報収集はSmartNews(ブロガーとしては・・・なんですが、ユーザとしては非常に良い)とNewsPicksが最近特に重宝しています。

なぜNewsPicksが良いのか。それはこれまでとは全く違った情報の正確性・深さを体験できるからです。そもそもNewsPicksって何ぞやからお話します。

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NewsPicksって?

2013年9月に提供が開始された経済ニュースを中心とした情報のキュレーションアプリ。ロイター、ダイヤモンド・オンライン、現代ビジネスなど65以上のメディアの経済ニュースが提供されている。特徴的なのはあらゆる分野の著名人がピッカーとしてオススメの記事を選定し、独自のコメントを提供している。1つの記事には複数の専門家があらゆる視点でコメントすることが多く、ニュースを把握した上で様々な立場の人の意見を確認することができる。

ピッカーのニュースはTwitterのようなタイムラインで閲覧することができ、フォロー・フォロワーの関係を構築できる。

このピッカーには大企業のCEO、金融業界の著名アナリスト、マーケティングのプロなど、100名以上がPROとして登録されている。素人であってもPROマークはつかないものの、同様にニュースを収集したりコメントをつけることができるため、それなりのフォロワーを集めている人も多い。

基本的には無料だが、月額1,400円を払うことで編集部オリジナルコンテンツや有料経済メディアの記事を一部閲覧することができるようになる。また記事・コメント・ユーザの検索は無料は5回までだが有料は無制限となる。

なぜNewsPicksが情報収集最強のツールなのか

例えばTPPのニュース、安保法案のニュース等といった賛否両論のあるニュースは特にわかりやすいのだが、賛成・反対のそれぞろの立場のコメントが並ぶ。ヤフーニュースなどでもいわゆる”ヤフコメ”と呼ばれるコメントを閲覧することができるが、ヤジのようなコメントが非常に多い。

NewsPicksのコメントはピッカーと言われるプロのコメントや評価の高いコメント、フォローしている人のコメントが中心で表示されるため、非情に質が高い。

ニュースの内容よりもコメントのほうがボリュームのあるケースまでもある。

色々な立場の人がそれぞれの視点でニュースを書いているので、その分野の知識がなければ簡単に流されてしまうこともあるが、このNewsPicksのコメントで賛否両論の意見を自分の中で咀嚼することで情報の理解が非情に深まるのだ。

そういうわけで私はSmartNews等でマス情報を把握はしつつ、NewsPicksでより深く情報を理解する使い方をおすすめします。

NewsPicksの決算情報

NewsPicksを運営する株式会社ユーザベースの決算は以下。

NewsPicks自体はスタートして2年3ヶ月ですが、会社の株式会社ユーザベースとしては、それ以外にSPEEDAという企業データベースも運営しているので会社自体は既に第7期目です。

ここまで累計4.5億円の赤字ですが、直近1年間で3.4億円の赤字ということは投資を加速させているのでしょう。

また2015年4月にNewsPicksを事業分割し、株式会社ニューズピックスを設立しています。今後はSPEEDAと分割されたNewsPicks単体の決算も見えてくるでしょう。

有料は正直高いので、まずは無料でNewsPicksを利用することをお勧めします。

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