GREEの売上減少が止まらない。グループ従業員1,500名超えの企業は今後どうなるのか

GREEが本日第2四半期の決算を発表しました。DeNAの国内ゲーム売上は下げ止まり、また上昇傾向すら見えてきた中、GREEの売上減は止まりません。

もはや営業利益ではゲームが好調なサイバーエージェントに四半期ベースでダブルスコアをつけられたGREEの今回の決算を確認しましょう。

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GREEの第2四半期(15年7月~15年12月)の決算

業績予想と実績の差異

売上は予想と同程度ですが、営業利益は予想を上回りました!

おぉーすごいって言うのはちょと早い。そもそもここ最近のソーシャルゲーム業界はGumiショック以降、かなり保守的な予想を発表することが多くなっています。

四半期推移で見てみましょう。

売上や営業利益の四半期ごとの推移

売上も営業利益も下げ止まりが見えません。

一時期はゲームのプラットフォーマーを争ったDeNAとは何が違うのでしょうか。

営業利益ベースではサイバーエージェントの営業利益88億円からダブルスコア以上差をつけられてしまいました。

プラットフォーム別 全体コイン消費

ウェブゲームは仕方がないとしてもネイティブゲームですら伸ばすどころか下げ続けています。

ネイティブゲームのパイプライン

サイバーエージェントと比較ばかりして何ですが、サイバーエージェントは今年度14本ゲームを投入予定です。対するGREEは今後1年で11本。

このゲームがヒットするかどうか。1年後の両社の状況を見てみましょう。

GREEグループ従業員1500名以上

GREEの2015年6月30日現在の平均年収は業界ではかなり高い方で747万円。

1,542人で単純に計算すると年間115億円となる。

現預金だけでも700億円以上あるGREEなので会社としてピンチというわけではないが、P/Lベースで赤字となっていく可能性も見えてきた。

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